南の島に家を作る#2

2階の床スラブ(テラス)の配筋状況。これを見た一級建築士の方から”まじめに組んでるね”とお褒めの言葉?をいただいた。配筋の参考書はおさまり詳細図集3配筋要領編。とても解りやすいのでお勧め だ。

スラブの一部が出来上がるとそこに水のタンクを設置し以降のコンクリート作りに使った。最初は水も手動ポンプで上げてたが、後半は発電機で電動ポンプを回すようになり、作業がだいぶ楽にな った。柱の型枠は1組しか作ってないので1日に一本のペースで柱を作った。

柱の完成後は、梁の配筋を行い、梁の型枠を4組作り、1本の柱につながる梁を同時にコンクリートを打つ。

梁が完成したら、屋根スラブの配筋をし、型枠を設置し、コンクリートを打つ。この型枠の設置を一人で行うのはとても大変だ。家を作る工程の中で一番の苦労 だった。長さを調整できるサポートを友人から借りられなければ、この仕事はもっと時間とお金が掛かっただろう。

屋根スラブの打ち込み。35平米もあるのでエンジンコンクリートミキサーとヘルパー6人を頼んだ。それでも4人のときとあまり時間が変わらない。どうして?

屋根スラブも完成し、2階の壁をブロックで作る。同時に窓も作り込む。その後モルタルで壁を仕上げ、塗装 する。1週間以上空ければ中和剤を使わなくても塗装可能だ。


着工から3年、ついに完成。
材料費約100万円。
手前はテニスコート。

これまで、色々と家作りのアドバイスを下さった市川さん、佐々木さん、澤井さん、木目田さん、林さん、資材を貸していただいた山口さんに感謝 、ありがとうございました。

横から見た風景。右手前はプール。全面芝生。

リビング、ダイニング、キッチン
全室タイル張。

空間有効利用のため階段の下に作ったキッチン。調理用テーブルは折りたたみ可。
2階、寝室。海が良く見え、星空も最高。
客室
1階、ウォシュレット & シャワー。

2階、テラス。ここで飲む朝のコーヒーと夕方のビールがうまい。 ビールはサンミゲールのピルセンとレッドホースが有名だ。 レッドホースはアルコール度数が6.9%もあり強烈。

 

我が家の木の紹介。
グヤバノ。とてもおいしい。この木は3本ある。

パパイヤ。数本有るが、一番おいしかった木は台風にやられ倒れてしまった。

ココナッツ。 20本。 今年初めて実を結んだ。トバというお酒が収穫 できる。庶民のお酒で、1ガロン60円で買える。

まだ小さいが、食べ残したパイナップルを植えたところ、出てきた。

マンゴー。 6本あるが、まだ実を結ばない。

プルメリア。 においの良いかわいい花が咲く。

イエローベル。きれいな黄色い花。一年中咲いている。